MAJESTY

MAJESTYとは

MAJESTYはシスバンク社が開発した高性能のデータベース可視化ツールです。
米国特許を取得した新技法、アクセスパターン分析をエンジンとして、全SQLの動きをパターン化し、客観的に可視化します。
インデックス設計やテスト・運用フェースなどで幅広く活用されています。

MAJESTYとは

システム構成

本番環境とは別の環境にインストールされ、定期的にデータを収集するだけで分析が可能になるため、
稼働中の本番環境への影響が殆どありません。
なお、動的ビューの一部だけの参照で分析を行うためセキュリティ面も安心です。

システム構成

MAJESTYの特徴

システム安全性

分析対象システムにエージェントを導入せず、動的ビューの一部だけを参照するのみ。
さらに分析も環境で行うためシステムの安全性が確保されています。

品質向上

テーブルに対するアクセス効率を点数化し、定量的に可視化することでシステム全体の品質向上が簡単に図れます。

本番システムの負荷軽減

ボトルネックになっているアクセスパターンをテーブル単位で最適化を図るため、CPUやメモリの負荷を大幅に軽減します。

原因追求

全SQLの実行実績情報を収集しますので急な性能劣化の原因追及や対策が素早く行えるようになります。

改善ガイド

ボトルネックになっているアクセスパターンに対して改善ポイントを自動アドバイスします。

コスト削減

開発コストの削減だけではなく、サーバー増設などのHW投資を抑える効果もあります。

機能・効果・利用領域

膨大なSQL全体の動きをアクセスパターンで分解 / グルーピングし、蓄積・可視化するエンジンです。
安全で効率的なINDEX自動設計、性能チューニング、データベースの内部挙動の監視・アラートを実現します。

機能・効果・利用領域

製品説明

機能説明

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事例 1) 追加開発時の性能劣化改善
(製造業のケース)

背景

EBS、SAPシステムを運用しながら随時開発が行われ、追加モジュールによる性能劣化が気になってきた。

原因

1)スキルの違いによる設計のバラツキがあり、DB性能の品質担保が困難であった。
2)既存システムへの影響度合いの分析が難しい状態であった。
3)インデックスや設計検証の基準が不明確であった。

解決策

1)アクセスパターン分析で該当テーブルのインデックス設計の見直しを行った。
2)USIDを採用し、SQLからアプリケーションの追跡を実施した。
3)稼働中のシステムで新規アクセスパターンの監視を行う予兆管理の対策を行った。

導入効果

1)MAJESTYを使用することによってスキルの違いによる設計のバラツキを解決し、DB性能の原因を特定した。
2)既存システムへの影響範囲が明確になり、性能劣化のないリリースを実現した。
3)システムの品質基準を明確にすることが出来た。
4)平均経過時間:4.8秒 → 0.01秒、平均読取ブロック数:135,518個 → 102個

事例 2) SAPシステムの性能向上

評点推移

MAJESTYによるデータベースパフォーマンス最適化効果

評点推移

パフォーマンス改善結果

パフォーマンス改善結果

・1テーブルを除き、平均経過時間が全て減少。 →牽引作成対象のテーブルの経過時間は平均67%程度の減少が見られた。
・ほぼ同日数期間集計を行った11月、12月の全テーブル経過時間合計を比較した結果、全体の経過時間で56.7%の減少が見られた。
改善前: 13,455,013,734,474(14日間 実行数:615,089,358)
改善後: 5,825,785,331,602(14日間 実行数:766,077,302)

評点推移

全アプリログを対象に集計した平均処理時間の推移 〈月末月初の処理に時間がかかっていたものを完全に解決〉

評点推移

事例 3) コスト削減

測定事例①:71人日の工数削減

作業期間 : 3ヶ月
システム規模 : SQL数1,000,000・Table数1,400

測定事例①:71人日の工数削減

測定事例②:60.1人日の工数削減

作業期間: 2ヶ月 

測定事例②:60.1人日の工数削減
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